Light Lens Lab 35mm F2
周八枚と呼ばれる8枚玉クローン
![](https://i1.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_02.jpg?resize=1200%2C800)
周八枚というレンズがライカユーザーの間で話題になっている。いわゆる8枚玉クローン、Summicron 35mmF2 1stを復刻した中国製のレンズだ。復刻プロジェクトの発起人、周氏の名にちなんで周八枚と呼ばれている。
この8枚玉クローンは相当な人気で、LHSAで話題になるほどだ。見ての通り、外観は8枚玉そっくり。レンズ構成は無論、ガラス材にも徹底してこだわり、オリジナルに忠実な描写性能を目指している。少数生産のため、販売は限られたライカコミュニティーの中でのみ行われているという。筆者は知り合いに無理をいって手配してもらった。
![](https://i2.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_03.jpg?resize=1200%2C800)
![](https://i1.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_04.jpg?resize=1200%2C800)
![](https://i1.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_05.jpg?resize=1200%2C800)
語りたいことは色々あるのだが、とりあえずは試写結果を見てもらいたい。ポイントは、8枚玉に似た描写か否か。さて、どうだろう。
![](https://i0.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_06.jpg?resize=1200%2C800)
![](https://i1.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_07.jpg?resize=1200%2C800)
![](https://i2.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_08.jpg?resize=1200%2C800)
![](https://i1.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_09.jpg?resize=1200%2C800)
![](https://i1.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc51_11.jpg?resize=1200%2C800)
10年ほど前、良品のメガネ付きの8枚玉を手に入れた。それを使い込んだ経験を踏まえた上で、本当に8枚玉に寄せてきたなあと実感する。いまどきの中国の光学技術をもってすれば、写りのいいレンズはいろいろと作れるだろう。ただそうではなく、特定のレンズの描写に寄せるという根気がすごい。周八枚についてはいろいろとエピソードがあり、そのたりも含めて改めて雑誌に記事を書くつもりだ。とりあえずは周八枚のファーストインプレッションとして、中国の復刻レンズが想像以上にイケてることをお伝えしたかった。