DxO Nik Collection 3
Lightroomから再編集が可能に
![](https://i0.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc50_01.png?resize=1200%2C657)
Nik Collection 3がメジャーバージョンしたので早速導入してみた。とは言え、これまでのNik Collectionの使用頻度はあまり多くなお。せいぜい、Silver Efex Proでモノクロ写真制作を楽しむ程度。それもごくたまに、だ。Silver Efex Pro自体はすぐれたモノクロ用プラグインだと実感しているが、いかんせん、一発で編集をキメないといけない。LightroomからSilver Efex Proを起動し、好みのプリセットを適用して編集。Silver Efex Proを終了してLightroomに戻ると、もうやり直せない。これは自由度の高いRAW現像に慣れている身には相当きつい。
そんなNik Collectionが、最新バージョンでは再編集が可能になった。ホストアプリケーションからTIFF形式でNik Collectionの各プラグインに画像を読み込むと、非破壊編集が可能だ。プラグインを一旦終了しても、再度起動して際に直前の編集状態からはじめられる。これまで同プラグイン最大の不満点、「やり直しできない」が見事に改善されたわけだ。ただし、操作にクセがあるので、Silver Efex Proを例に再編集のポイントを解説しよう。
![](https://i0.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc50_04.png?resize=352%2C187)
![](https://i0.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc50_06.png?resize=563%2C71)
![](https://i2.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc50_02.png?resize=400%2C420)
![](https://i2.wp.com/camera.metalmickey.jp/wp-content/uploads/2020/06/mmc50_09.png?resize=368%2C361)
整理すると、(1)オプションにチェックを入れて画像を保存し、(2)再編集時は「元画像を編集」を選ぶ。オプションをチェックせずに保存してしまうと、再編集できない。また、「元画像を編集」ではなく「Lightroom編集でコピーを編集(デフォルト)」だと、編集済みの画像が読み込まれるものの、編集パラメーターは初期状態だ。要は編集済み画像の新規編集になってしまう。オプションチェックと「元画像を編集」、この2点を忘れずに作業しよう。
最後に補正前後の画像を載せておく。編集を何度もやり直せるのは、やはり大きなアドバンテージだ。今後はSilver Efex Pro、ひいてはNik Collection 3の使用頻度が多くなりそうだ。