Jay Tsujimura Eagle Feather
飛必沖天を抱いた少年たちへ

Jay Tsujimura Eagle Feather Soft Release and Shoe Cover 写真・テキスト=澤村 徹

 

ある漢文の一節をいまでもおぼえている。高校の授業で習って以降、ちょっとした心の支えでもあった。

飛必沖天
鳴必驚人

飛べば必ず天に届き、鳴けば必ず人を驚かさん。ひと言でいうと、「やる時はやる!」だ。若い時分はこれにもう少し意味合いを足し、「いまはまだ未熟だけど、その時が来れば必ずや大きく羽ばたいてみせる」と座右の銘的に心に留めていた。高校時代から数十年、果たして自分は羽ばたけたのか。ジェイツジムラのEagle Featherシリーズを手にしたとき、ふとそんなことを思った。期せずして手に入れた、シルバーの翼だ。

 

Eagle Featherソフトレリーズボタンはショートスクリュータイプだ。ライカM10にジャストフィットで低く装着できる。

 

Eagle Featherホットシューカバーは後方に向けて跳ね上がり、立体的な作りになっている。

 

Eagle Featherソフトレリーズボタンはすでに発売済みの製品だが、満を持してライカM10バージョンの登場だ。またこれに合わせ、ライカM10バージョンのEagle Featherホットシューカバーも発売となる。なにゆえライカM10を強調するのかというと、デジタルM型ライカのレリーズとホットシューは、機種によって微妙にサイズ感が異なるのだ。それゆえ、この手のアクセサリーは機種に対応したものを選ばなくてはならない。Eagle FeatherシリーズはそろってライカM10に装着可能だ。

 

羽根の緻密な造形に惹き付けられる。おそろいで装着すると雰囲気が高まる。

 

ともにシルバー925製だ。これをつや消し処理して真っ黒にすると、八咫烏バージョンに変身する。

 

Eagle Featherソフトレリーズボタンは、シャッターボタンに低く収まり、ボディと見事に一体化する。Eagle Featherホットシューカバーは後ろに向けてツンと跳ね上がり、フェザーらしく躍動感が伝わってくる。未熟だった自分は成熟したのか。「その時」はいつだったのか。ちゃんと大きく羽ばたけたのか。それともこれから羽ばたくのか。ライカM10に佇むEagle Feather、それが静かに問いかける。さて、どう答えたものか。

Jay Tsujimura Eagle Feather


Related Posts

Nikon Z 7 and SHOTEN LM-NZ <br>ニコンZ 7と広角オールドレンズの相性

Nikon Z 7 and SHOTEN LM-NZ
ニコンZ 7と広角オールドレンズの相性

  ニコンのフルサイズミラーレス、ニコンZ 7が発売になって2週間、早くもサード […]

Does Zenit dream of electric camera? <br>ゼニットMは禁断の遊戯か

Does Zenit dream of electric camera?
ゼニットMは禁断の遊戯か

  フォトキナ2018は久々の豊漁だ。開催に合わせて話題性の高い新機種が発表され […]